2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧
こんにちは。 今回は大阪大学第3問の解説をしていきます。範囲は有機分野、中でも分離操作についてです。有機実験の定番ですが、なかなか高校の授業で実施されない実験ですね。動画などを見つけて、イメージしながら定着させていきましょう。 目次 問1 化…
こんにちは。 今回は大阪大学第2問の解説していきます。分野としては理論化学になります。 目次 問1 水の凝縮熱 問2 空欄補充(凝縮熱) 問3 燃料電池の電極での反応 問4 外部回路を流れた電流と仕事率 問5 燃料電池の発電効率 問6 正誤問題 問7 平…
こんにちは。 今回から大阪大学の入試問題を解説していきます。学生の頃、部活で何度か訪れた大学ですが、あるキャンパスが最寄駅から割と歩く位置にあるため大変だった経験があります。大学を選ぶときには、立地も考えた方がいいなと思った瞬間です。 それ…
こんにちは。 前回に引き続き、名古屋大学第3問を見ていきます。有機後半は天然高分子からアミノ酸の異性体についてです。分子模型があれば分かりやすいですが、試験中はそんなこと言ってられないので、頑張って頭の中でぐるぐる回しましょう。 目次 問1 …
こんにちは。 今回は名古屋大学第3問になります。第3問は大きく2つに分かれているので、記事を分けてお送りします。 目次 問1 化合物Aの構造式 問2 同位体の割合 問3 化合物Bの分子式 問4 化合物C、Dの構造式 問5 ヨードホルム反応を示す化合物 問…
こんにちは。 今回は名古屋大学第2問になります。無機を軸とした理論分野になります。計算多めですが、じっくりと見ていきましょう。 目次 問1 正誤問題 問2 適切な触媒 問3 空気に含まれる窒素N2 問4 金属と濃硝酸の反応 問5 尿素の収率 問6 消石灰…
こんにちは。 今回から名古屋大学の入試問題を解説していきます。東海地区の旧帝大として名古屋市千種区に東山キャンパスを構えており、2001年には野依良治博士、2008年には下村脩博士がノーベル化学賞を受賞しています。 早速、第1問から見ていきましょう…
こんにちは。 今回で東京大学最終パートになります。最後は「電離平衡・緩衝液」になります。 目次 問オ 緩衝作用を示す理由 問カ 第二中和点のpH 問キ 電離定数の値 問ク pH7の緩衝液の調製 問ケ 緩衝液を冷やしたときのpH 【まとめ:総評】
こんにちは。 今回は東京大学第3問を見ていきます。第3問は主に理論化学の中でも苦手とする人が多い「気体の法則・溶解」「電離平衡」についての問題です。前半の気体は割と時間のかかる計算問題です。じっくり取り組んでみましょう。 目次 問ア 空欄補充 …
こんにちは。 前回に引き続き、東京大学第2問の後半を見ていきます。無機の中でもあまり取り上げられない金Auについての問題です。見られない題材の場合、推察力が求められます。落ち着いて考えれば答えまで辿り着けます。 目次 問ク 空欄補充 問ケ 金の溶…
こんにちは。 今回から東京大学第2問を見ていきます。 東大は多くの大学と出題分野の順番が逆になっていることが多い印象があります。今年度も第1問は有機・高分子、第2問が無機、第3問が理論となっていますね。どんな順番であれ、直向きに解いていきま…
こんにちは。 前回に引き続き、東京大学第1問の後半を見ていきます。 糖に関する問題です。 受験生の中には高分子を十分に演習できずに本番に挑む人も多いのではないでしょうか。高分子は覚えることは少なくないですが、無機のようなグループ分けや、有機の…
こんにちは。 今回は、いよいよ 東京大学 の解説をしていきます。 大学のことを知らない人でも 聞いたことはある 最難関の国立大学です。 第1問から見ていきます。 目次 問ア シュウ酸のエチル化 問イ エステル化について 問ウ 分解反応 問エ 精製法 問オ …
こんにちは。 今回は東北大学 第3問構造決定を取り上げます。 第1・2問とは違い、 文章は1つですので、 この記事で全て解説していこうと思います。 割と長めですが、 最後まで見ていただければと思います。 目次 【問題文からの情報】 問1 実験3の異性…
こんにちは。 前回に引き続き、 東北大学第2問を見ていきます。 今回の内容は、 電離平衡・溶解度積です。 理論化学では最後に登場する 計算で苦戦する人の多い分野です。 注意点さえ押さえておけば、 そこまで難しいものでは ありません。 目次 問11 硫化…